荷造りしなきゃです。
来週から京都なのですよ。

いーちゃんの町だね。（黙れ
千本仲立ち売りとか名前聞くだけでうきうきしちゃうよね。（黙れ

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作りものじゃない、本当をください。

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空を見上げてみたんです。
久し振りの、雲の無い空で。
昼も綺麗。
夕方も綺麗。
そして、夜も綺麗。


少しづつ夏から秋に変わりゆく空気の向こうに、月が明るく輝いていました。
それは眩しいと思ってしまうくらいに。

月に惹かれて土手に行きました。
遠くの車やバイクの走る音、電車のベルと虫の声が空に吸い込まれて行くのが見えるようでした。
風が髪を撫でていき、少し深めの深呼吸をして立ち上がりました。
月を背にして家へと向かいました。






会ったことのない貴方も今どこかでこの月を見ていますか。
貴方の優しさが、祈りがどうか月にまで届きますよう。
今は、ただ疲れを癒してください。
そして回復した後のいつか、貴方の優しい心根を見させてください。


月が全てを照らしてくれますように。

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家の中は、空気が澱んでいる。